食事は毎日の楽しみの一つです。
しかし、手や指に不自由さがあると、お椀を持つことが難しく感じることがあります。
- お椀が滑ってしまう
- 片手では持ちにくい
- 手が小さく、うまくつかめない
- 握力が弱く、落としてしまう
そんな時は、お椀を工夫することで、食事がぐっと楽になることがあります。
今回は、作業療法士の視点から、「持ちやすさ」「軽さ」「安定感」を重視したおすすめのお椀や便利なアイテムをご紹介します。
お椀選びのポイント
① 軽いものを選ぶ
樹脂製や木製のお椀は比較的軽くおすすめです。
② すくいやすく、底が広く安定しているものを選ぶ
底が広いと片手でも倒れにくく、汁物をこぼしにくくなります。
③ 持ちやすい形を選ぶ
くぼみや取っ手付きのお椀は、握力が弱い方でも持ちやすくなります。
④ 熱くなりにくい素材を選ぶ
樹脂製や木製のお椀は熱が伝わりにくく、安心して使用できます。感覚障害がある方は特に火傷に注意してください。
⑤落としても割れないものを選ぶ
おすすめのお椀4選
① 持ちやすい取っ手付き汁椀
【おすすめポイント】
- 片手でも持ちやすい
- 握力が弱くても使いやすい
- 子どもから高齢者まで使用可能
- 熱くなりにくく安心
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② シリコン付き・すくいやすい縁付きお椀
【おすすめポイント】
- スプーンですくいやすい
- 最後まで食べやすい
- 自立を促しやすい
- テーブルで滑りにくい
- 汁物をこぼしにくい
- 片手でも食べやすい
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③シリコンマットを活用する
今使っているお椀をそのまま使用したい場合は、滑り止め用のシリコンマットを敷くこともおすすめです。
- お椀が滑りにくくなる
- 片手でも食事しやすい
- 食べこぼしを減らせる
- 安価で導入しやすい
- 今使っている食器をそのまま活用できる
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④取っ手を太くする
①で紹介した取っ手付きのお椀でも、それでも握りにくい場合は、滑り止めマットを巻き付けて輪ゴムで固定すると、取っ手が太くなり、握りやすくなります。
下記のような商品でも、100円ショップの滑り止めマットでも十分代用できます。
【おすすめポイント】
- 自分の手の大きさに合わせて調整できる
- 握力が弱い方も持ちやすくなる
- 指の変形がある方でも握りやすい
- 安価で簡単に工夫できる
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あたまからだひろば。より
食事は毎日の大切な活動です。
お椀を変えるだけで、
「自分で最後まで食べられた」
「こぼさずに飲めた」
「食事が楽しくなった」
という経験につながることがあります。
大切なのは、「一般的なお椀を使うこと」ではなく、「その人が食べやすい方法を見つけること」です。
ぜひ、ご本人の手の大きさや動きに合ったお椀を選んでみてください。
「あたまからだひろば。」では、日常生活に役立つ情報を今後も発信していきます。ぜひ他の自助具の記事もご覧ください。
