食事は毎日の楽しみの一つです。
しかし、手や指に不自由さがあると、スプーンやフォークを使うことが難しく感じることがあります。
- スプーンやフォークをうまく握れない
- 手首が曲がりにくく、口まで運びにくい
- 力が入りにくく、落としてしまう
- 指が開きにくく、細い持ち手が握りづらい
- 片手では食べにくい
そんな時は、スプーンやフォークを工夫することで、食事がぐっと楽になることがあります。
今回は、「握りやすさ」「使いやすさ」「食べやすさ」を重視したおすすめのスプーン・フォークをご紹介します。
スプーン・フォーク選びのポイント
① 持ち手が太いものを選ぶ
持ち手が太いと、握力が弱い方や指が曲がりにくい方でも持ちやすくなります。
② 軽いものを選ぶ
重い食具は手指への負担が大きくなります。軽量タイプは疲れにくくおすすめです。
③ 角度を調整できるものを選ぶ
手首が動かしにくい場合は、先端の角度を変えられるものが食べやすいことがあります。
④ 滑りにくい素材を選ぶ
シリコンやゴム製のグリップは、手から滑り落ちにくく安心して使用できます。
⑤ 今使っているスプーン・フォークを工夫する方法もある
専用の自助具だけではなく、持ち手を太くするだけでも使いやすくなることがあります。
おすすめのスプーン・フォーク4選
① 太柄グリップ付きスプーン・フォーク
【おすすめポイント】
- 握りやすい太い持ち
- 手軽量で疲れにくい
- 子どもから高齢者まで使用しやすい
- 先端を曲げて角度調整ができる
初めて自助具を使用する方には、フォーク・スプーン兼用タイプがおすすめです。
フォーク・スプーン兼用(大)▼
スプーン(大)▼
すくい過ぎてしまう方は小さめがおすすめこちらから
麻痺や不随意運動によって食具のコントロールがしづらい方は、フォークの先端で口腔内を傷つけてしまう可能性があります。そのため、スプーンから練習を始めることをおすすめします。
また、食べ物を一度にすくい過ぎてしまう方や、お口が小さいお子さんには、小さいサイズがおすすめです。
フォーク・スプーン兼用(小)▼
スプーン(小)▼
※各商品のサイズは楽天サイト内に記載されていますので、ご本人の手の大きさや食べ方に合わせて選んでみてください。
② 曲げられるスプーン・フォーク
【おすすめポイント】
- 左右に角度を調整できる
- 手首を大きく動かさなくても食べやすい
- 自分に合った角度に調整できる
- 左右どちらの手でも使いやすい
③ ユニバーサルカフ(手に固定するタイプ)
【おすすめポイント】
- 握らなくても使用できる
- 手を開きにくい方でも使いやすい
- 食事の自立につながりやすい
貫通式:スプーンやフォークの柄をバンドに貫通させて使用します。差し込む深さを調整できるため、スプーンやフォークの長さや向きを自分に合わせて調整しやすいことが特徴です。
ポケット式:スプーンやフォークの柄をポケットに差し込んで使用します。食具の先端が反対側へ突き抜けないため、使用中に抜け落ちにくく、安定して使用しやすいことが特徴です。
木付きタイプ:手のひらに当たる面積が広くなるため、より安定して固定しやすいことが特徴です。一方で、木の分だけ重さが増すため、筋力が弱い方や疲れやすい方は負担になる場合があります。
▼スプーンやフォークが貫通するタイプ
▼スプーンやフォークが貫通しないポケットタイプ
▼木がついていてスプーンやフォークが貫通するタイプ
▼木がついていてスプーンやフォークが貫通しないタイプ
④ 持ち手を太くするグリップ
今使っているスプーンやフォークをそのまま使いたい場合は、持ち手にスポンジグリップを巻く方法もおすすめです。
【おすすめポイント】
- 安価に導入できる
- 自分の手に合わせて太さを調整できる
- 100円ショップの商品でも代用できる
- お気に入りの食具をそのまま使える
あたまからだひろば。より
食事は毎日の大切な活動です。
スプーンやフォークを変えるだけで、
「自分で最後まで食べられた」
「食事の時間が楽しくなった」
「家族の介助が少なくなった」
という経験につながることがあります。
大切なのは、「普通のスプーンを使うこと」ではなく、「その人に合った道具を選ぶこと」です。
ぜひ、ご本人の手の大きさや動きに合ったスプーン・フォークを探してみてください。
「あたまからだひろば。」では、日常生活に工夫が必要な方に役立つ情報を今後も発信していきます。
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